女性医師がキャリアを捨てずに働ける職場とは?

2016年12月14日 17:24


女性医師は結婚・妊娠・出産を機に職場を去ってしまうケースが多くなっています。
医師になり実績・経験を積み上げている最中に職場を辞める事は、キャリア形成の面では大変不利。
離職したまま職場復帰できない女性医師もいますので、社会的に見ても大きな損失です。

何とかキャリアを捨てずに、またキャリア形成を停止させる事なく医師として仕事をしていく方法はないものでしょうか?

産休や育休を取得して同じ職場で働く

産休や育休は働く女性にとって心強い制度。
これら休暇を取得する事によって、医師としてのキャリアを中断する事なく仕事を継続出来ます。

産休は産前産後休業の略で、出産する女性のみが取得できる制度です。
産前休暇は出産の6週間前から利用する事ができ(双子の場合は14週前から)、産後休暇は出産後8週間取得できます。

これ以外に育休もあり、赤ちゃんが満1歳になるまで育休を取得して子育てに専念できます。
病院を辞めるわけではないので、育休があけた時点で職場に復帰が可能です。

産休や育休を取得する事で職場を退職せずに働き続けられるのが、この制度の大きなメリット。
ただ産休・育休となると女性医師の代わりに他の医師を探さなければなりません。
妊娠が発覚した時点で病院側と早めに話し合い、代替えの先生を探す必要があります。

当直免除や時短勤務実施の病院を選ぶ

子育て中の女性医師は仕事だけに集中できません。
子育てには時間と体力が必要なため、夜勤や交代勤務、夜間オンコール、残業、休出など、バリバリのキャリアウーマン医師なら当たり前に出来る事がなかなかスムーズに出来なくなっています。

ところが「他の医師と同じだけの仕事が出来ない」が理由で女医が離職してしまうと、病院やクリニック、介護施設側としても困るのが本音。
そこで当直や残業、休出免除、時短勤務、院内保育所使用可などの対策で、女性医師が少しでも働きやすくなるように配慮する病院も増えています。

女性医師が働きやすい職場情報、求人情報は医師専門の転職支援サイトへ。
最近はライフワークバランスを重視した病院も多数あるので、復職しやすい病院、育休や産休が取りやすい病院選びが可能です。

将来的にどのような医師になりたいのかを考える

医師と言う仕事はとてもハード。
夜勤や当直、残業、休出などは当たり前。
休みがあっても講習会や勉強会などで潰れる事も多く、プライベートを犠牲にして仕事をしている医師もたくさんいます。

女性医師はそのようなハードな仕事をしにくい状況に置かれていますが、それでも将来どのような分野で働き、どのような医師になりたいのかをしっかり考えておくことが重要です。

「ただ何となく毎日が過ぎていけば良い」では、ちょっとした事で職場を去る可能性が高まります。
キャリアを継続させるためには、強い意志や目標が必要なのです。


  • 1